カバンの段
直近2年程の間に、リュックサック(バックパック)を5個買っている。
それまでは大抵ショルダーバッグで、何かと詰め込みパンパンになった状態で左右どちらかの肩に引っ掛けていた。
高級ブランドではないけれど「お気に入りのカバン」が存在して、ボロボロになったら同じ物を再び買う…これを何度か繰り返していた。
なのに、今やすっかりリュック人間になってしまった。
数年前、安物ファッションリュックで出掛けた日。
安物過ぎて自然にファスナーが開いてしまい、その日一日中背中を気にしていた。
「あなた、ファスナーの閉じ位置を変えなさい」と親切な人に注意され、「ファッション重視品はもうやめよう」と思ったのだけれど。
その時は「まぁ通常はショルダーだしな」と信じ込んでいたのよね。
日帰り登山に誘われて、急遽ネットで探したお気軽格安ハイキング用リュックサック。
最初は「ファスナーさえちゃんと閉まれば」としか思わなかったのに、想定以上に使い勝手が良く、それがリュック派への第一歩だった。
ビジネスライクでユニセックスなデザインのリュックを、通勤用に買った。
もっと大きめサイズでアクティブに動けると便利だな…トレランメーカーのリュックを買い足した。
スケートの収納と遠征を考慮し、ブーツリュックなる巨大な箱型リュックも買った。
そしてトレランメーカー品(高機能高額商品)を普段使いするのに気が引けて、ペラペラの激安折り畳み式リュックを普段使い用に、最近切り替えたのだ。
大は小を兼ねても、小は小のまま…カバンは用途と利便性を考えて使い分けた方が良い。
最初のお気軽ハイクリュックは、滑走中に毎度背負っているので、もしかしたら近隣住民に覚えられているかもしれない…ネオングリーンは目立つので。
但し全てをリュック行動にするのは無茶があるので、昔のショルダーバッグも残してあるし、最近ボディバッグを一つ買った。
…色気よりも実用性を重視する年になったものよ…。
冬眠の段
間があいてしまった。
猛暑にやられ心身共に腐乱した状態が長く続き、それでも無職のプレッシャーに押され、とうとう禁じ手に出た。
そしてやっぱり結局は、「派遣会社にダマされた」…何とか更新せずに契約満了で終わらせられたのだが。
でも満了日まで、本気で死ぬかと思った…抗うつ薬を飲むに至った時と全く同じ状態に襲われたから。
もう終了してから3週間程になるけれど、正直まだ引き摺っている…言葉の暴力で受けた心の傷は、なかなか根深いのだよ。
いつか、この辺の痛々しい職歴をまとめて、どこかでひっそりと発表しようかと思う。
勿論身バレしない程度に、守秘義務に抵触しない範囲で。
いつまでも心の奥底で化膿させているのは…正直痛いから。
目にする側にとって不快にならないように、茶化してでも良い…圧出して出し切らないと、多分ヤバい腫瘍になりそうだ…。
心身共に不健康なまま、世情が世情なので、このまま冬眠モードに入りそうな今日この頃。
GoToだあ〜〜〜?そんなもの、結局小金と鬱憤がセットで溜まっている連中にしか恩恵など無い。
引きこもりは部屋から一歩も出ず、人目につかない瞬間を狙って外に出るだけ。
…週に1回が限度だけど、なるべく距離を稼ぐようにしているだけ。
猛々しいの段
昨年も酷かったし、思えば数値的には一昨年が一番酷かった。
小さな目覚まし時計の右隅に表示される室温に、「38」という数字を見た記憶がある。
翌年つまり昨年は、久しぶりに電池を入れ替えた少し大きな時計のやはり右隅に数字される室温は、「36」だった。
最高値には届かないので楽勝だろうと思っていたのだが、どうやら湿度にやられたらしい。
なので今年は小さいながらも湿度計を買い、除湿機も導入したのだが、数値的には前エントリーで貼り付けた気温が最高値であった。
…あれは8月11日、つまり2週間以上前の室温記録。
既に小暑も過ぎているというのに。
今日8月29日の方が、体感的に一番苦しかった。
「猛暑」とか「猛烈な暑さ」などと天気予報では耳にするけれど、本当に「猛々しい」…この言葉には「勇ましく強い」という意味もあるが、「図々しい」という意味もあるのだ…恐ろしや…。
日照り続きで、恐らく昨年より湿度は低めだろう。(記録が無いので、あくまでも個人の印象)
但し、湿度が低い上での高温は、空気抵抗が「熱波」として感じられ、肌に刺さるように痛い。(なので除湿機はあまり回していない)
扇風機を最強モードにしても、日中は殆ど動けずに床に横になっている…水を飲んではいるし食欲のある時の一気喰いにはなってしまっているが、汗と尿の量を考えても浮腫みが酷い…あぁ、これは「搬送される一歩手前」かもしれぬ…。
駅を出た瞬間「今日が一番ヤバい」と感じ、私にしてはかなり珍しく、帰りのホームで「清涼飲料水」を買った。
水と麦茶以外で「味のついた飲み物」は殆ど好まず、練習前のカロリーゼロエナジードリンク以外でこういった物を買うのは数年振り。
飲むと、計算しつくされた成分と濃度のせいか、身体中から一気に汗が吹き出した。
珍しく帰宅すると誰も居なかった為一人で家中の窓を開けたのだが、今日はそこまで風が強く無い。
自室の窓を開けた直後。
それから1時間強経ったが、熱波を感じずに居られない…横になっても正直苦しい。
体を起こせたのは、「34.3度」の時だった。(バッテリー切れの為写真無し)
猛暑猛々しく、明日も似たような数値が予想されている。
ついさっきうたた寝をしてしまい、「涼しい…気持ちよく寝てたな」と湿度計を確認したら、23時過ぎでこんなところ。
木造家屋の二階は、明け方でも30度を切るかどうかだろう。
狂った私のパワーフード達。
家から3.6kmのスーパーのおにぎりが、猛烈に美味しい。
…ウチ米農家なんだけどね…どーも年寄り基準の水分量が苦手なのでMY炊飯器で1合だけ炊いたりもするけどね…妙にこのスーパーのおにぎりは美味しいのだ。
食べたいな…でも歩くの危険かな…と、多分明日も諦めるのだろう…。
猛烈の段
急激な気温上昇についていけるよう、以前より人目につかない時間帯の運動を試みていた。
本当は毎日やりたい所だが、思っていたよりも老化が進んでいた様で、なかなか疲労が抜けない。
夜、翌日の予定時間帯の天気予報を見て愕然とする。
全時間帯に晴れマーク…土手は遮蔽物が無いのでせめて曇りマークでないと厳しいのに…。
という訳で、先週水曜より、無理はしない事にしました。
文字に起こしていない所で既に滑ったり歩いたりしていたので、前借りしたようなものです。
天気予報的に、もう暫くは無理ゲーの様子。
気温上昇と同時に土手にミミズが大量に這い出して来ており、それを避けて転倒する確率が高まりまして…神経も注意力も集中力も平時より物凄く使うので、そりゃ疲労も抜けません…。
奇しくも、いや本当は大変不愉快な事態ですが、昨年同様夏の巣篭もりとなってしまい。
今年は除湿機を導入したので少しはマシかと思う…そう信じたい…。
但し「気温が高くて暑い」という事実は過去と何ら変わりなく、この所日中の室温は35度をずっと上回っている。
ふと、意識が遠のく瞬間が多々ある…食欲も、何だか食べなくても平気なような、でも食べるならアイスが良いな〜と思っていると食べるタイミングを失ったり、食べられる時に一気喰いしたり…図らずとも不健康。
そんな猛烈な暑さの為、「こまめに水と塩分を!」とメディアの方々は叫んで下さいますが。
いやぁ、アテクシ水は日々常に飲んでますし、塩分も成分的には普段の食事から割と摂れてますので、これ以上何をせよ?と。
虚ろな目で、床に散らばった荷物(必要物資であり、決して断捨離対象にはならない物達)を取り上げる。
消費期限とか食用じゃないとかツッコミは無しで。
酢酸と炭酸水素ナトリウムで炭酸水が出来ますね…ソレの応用。
クエン酸の方が疲労回復に良さそうですが、「手元にある酸っぱい物」なら何でも可。
空きペットボトルに水道水を入れ、アスコルビン酸を小さじ1杯入れてシャカシャカ、重曹を小さじ1/2杯をそっと入れたら、炭酸ガスが吹き溢れました。w
重曹のナトリウムが残るので「酸っぱしょっぱい」味ですが、特に嫌いではないのでこのままでもOK。
更に健康思考なら、アスコルビン酸と一緒に蜂蜜大さじ1/2杯程度も入れてシャカシャカすると、成分的にも味的にも尚可。
見た目は猛烈ですが飲むと微炭酸です。w
但し、アスコルビン酸の摂取過多はお腹が緩くなる為、1日小さじ1杯から始めて適量を守るのが宜しいかと。
クエン酸も同じなのか?今度100円ショップで買って来るか…食用云々は個人の責任でお願いします。
グッズの段
カーテン洗濯時と同じように天気予報とにらめっこをしながら、昨日羽毛布団を洗って押入れにしまった。
既に毛布も片付けてあるので、現状手元に掛け布団が何も無い事になる。
大昔に使っていたタオルケットが残っている筈…と押入れを捜索。
発見して洗って干して…などとやっていた所、断捨離スイッチが半押し状態になった。
何故に「半押し」なのか。
不要と判断した物は容赦無くゴミ袋へ入れられたのだが…グッズが出て来た…ライオンズの、レプリカユニとタオルが山のように。
これまでもグッズは散々使い倒したり涙を飲んで処分したりで、かなりの数を減らして来たのだが。
そこそこお金も掛かっているし、だからこそ質が良い為手放せなかったラスボス達…エンカウントしたら躊躇必至…。
ひとまずユニは3着サヨナラ決定。
普段使いorパジャマに出来そうな4着は残す事にする。
そしてタオル達…タイムリーだしいっそ繋ぎ合わせてタオルケットの代わりでも作るかと思いきや。
実は全てサイズが違うのだ…スポーツタオルとマフラータオル、それぞれサイズが統一されておらずかなり悩ましい。
とにかく、タオルは全部残して無理矢理リメイク再利用あるのみ、やるっきゃ無い。
という訳で、梅雨の明けたその日から、グッズ洗濯キャンペーン決行。
雲はあっても太陽が顔を出し、風もやや強めで湿度も低く、午後とは言え2時間強で半分近く水分が飛んだ。
プリントを裏返しているのは、パイルを外側にした方がフンワリしそうな気がしたから。
マフラータオルはジャガードの両面パイルなのでそれこそ上質…だが、2008年版は3色構成なので他より若干厚い。
ユニは中国製でもタオルは全て日本製の綿100%、100円ショップのタオルとはモノが違うのだよ、やはり使い倒してサヨナラしたいじゃないか…。
ちなみに。
Tシャツは普段着orパジャマとして全て着倒している。
いずれにせよ、グッズは計画的に買いましょう…。
中休みの段
夏越の祓から間が開きました。
かねてより闘病しておりましたお猫様がお空へいきまして。
分かっていたし覚悟も出来ておりましたので、少しは普通に振舞えているとは思うのですが。
それでも何だか家族全体で腑抜けな状態が続いております。
私はすっかり引きこもりが板に付き。
苦しいなぁ。
逃げたいなぁ。
でも、逃げる気力も無いわ…。
息を殺して未だに生きている。
外に出る事さえ憚られ。
通院以外は庭にも出ない徹底振り。
でも流石にな…と葛藤の末、先程土手沿いを滑って来た。
当初の天気予報を無視して、多分梅雨の中休み。
片道1.5kmを5往復、途中2回程休んで、装脱着を含めて大体2時間半。
サイクリストには勿論抜かれ、ランナーを抜いても折り返すとすぐ後ろに付かれている程のノロノロ速度。
実は未だにブレーキの使い方がわからないので、惰性で止まれる速度でしか滑らない。
大した運動量にもならないけれど、今はこれで十分。
「転ぶなら前へ」とだけ集中して、1回だけ、毛虫を避けた反動で転んだ。
十分…外に出られただけで、健全と思われる事柄に集中出来ただけで、十分じゃないか。
今日が梅雨の中休みだったとしたら、梅雨自体が明ける日も近いかもしれない。
私の中休みは、一体いつ明けるのだろうか?
祓の段
ここ数年の不運は、自分が本来は男として生まれるはずであったので、男の厄年に因んだ物達ではないかと思う。
妄想だけど、本音。
私だって、男に生まれたかったさ…よく高校時代に教師達に言われたもの、「お前を女にしておくのは勿体無い」と。
神社の厄除け祈願、性別問わず受け付けて欲しいものだがね!
とにかく、波に飲まれてしまってもなかなか浮上出来ないので。
今日は、本当は夏越の祓に行きたかった。
でもこのご時世ですから…中止や神職のみで行った所も多かった模様。
事前に茅の輪は何度かくぐったけれど…どうやらライブ配信されていたようなので、後追いで拝見させていただこう。
買ったのは去年だけど…出雲の神塩で清めよう…。
祓(はらえ)もそうだけど、古来より人間は「生きる」事がまず第一だったので、息災は筆頭の祈願。
生きていなければ、繁栄も豊穣も無い。
でも現代は、息災よりも繁栄や豊穣が優先されるな…何かあればすぐ病院へ行く、大抵は何とかなる。
そんなイージーモードにどっぷり浸かった人類は、古来より続くウイルスや菌との戦いをすっかり忘れていたのではなかろうか。
アーカイブ動画を拝見しながら、「バチが当たったんじゃ無いのかな」と、ふと思ってしまった。
繁栄と豊穣しか考えないどこかの国のトップ達に見せてやりたいと思ったのは、私だけではない筈だ…。
夏越の祓は行けなかったけれど、年越しの祓は………多分そっちの方が難しいだろうな、暫くは。
神事に立ち会いたいのはやまやまだけれど、人が苦手な私は、日頃の顔見せで何とか勘弁して貰おう。
有り難い事にそれなりに息災です…腎臓とか肘とかまあまあ気になりますが、お陰様で生きています。
厄除けや成就の祈願もしたい所です…聞こえますか…。