ネガってもない

まっすぐ歩けない人間「インレイ」のエッセーです。

電気の段

1月の後半に、自室のコンセントの一部が故障した。

最初は電源タップが故障したのかと思ったのだが、様子が違う…そもそもコンセントがおかしいと気付き、その場所からの電源供給は諦めた。

修理必須、でも業者に頼むには部屋を片付けねば…正直勘弁して欲しいもの。

なので薄っすら、「電工二種取るしか無いかな」と思ったのだ。

 

先月末、あちこちで山火事が発生していたような乾燥して風の強い日、すぐ近所で住宅火災があった。

結果から言えば人間は無事だったし、隣家への延焼も無かったし、失った物は小さく無いが被害は最小限に抑えられたとは思う。

でもこれがなかなか…トラウマになるような出来事だったのだ、43年も生きていて。

県道封鎖、充満する煙、消防の放水活動、放水ポンプが破裂して見守る住人が水浸しになる二次災害、漏電が原因の為区画ごとの停電と深夜に及ぶ復旧作業、翌日も朝から現場検証…。

漏電、怖いね…無理やり別の場所から電源を確保しているタコ足配線の自室も、毎朝コンセントから全てコードを引き抜く事にした。

 

更に一昨日、月曜朝の出来事。

先月後半から何とか社会復帰を果たしたのだが、土日に蛍光灯のLED化作業を図った際に配線を誤っていたらしく、一部室内灯が数分で消えてしまう出来事が起こった。

漏電?室内灯以外の電源は無事だったのでパソコン作業はギリギリ何とかなったが、紙のチェックなどは正直目にクル。

昼休みを使って電気工事業者を呼び、配線を直して、午後には室内灯も全て点灯して明るくはなったのだけれど。

…漏電、やっぱり怖いわ、本当に。

 

なので、少し前から考えていたけれど、自分には電工二種は必須資格であると決定した。

二種なら、家庭用電源の修理が出来る。

あぁ、無謀だけれど必死で必至。

給料が入ったら、参考書を買わねば。

せめて前期で学科だけでもパスしないと…漏電、マジ怖。

電気って、重要…折しも原発事故から10年、これは天啓か。