猛々しいの段
昨年も酷かったし、思えば数値的には一昨年が一番酷かった。
小さな目覚まし時計の右隅に表示される室温に、「38」という数字を見た記憶がある。
翌年つまり昨年は、久しぶりに電池を入れ替えた少し大きな時計のやはり右隅に数字される室温は、「36」だった。
最高値には届かないので楽勝だろうと思っていたのだが、どうやら湿度にやられたらしい。
なので今年は小さいながらも湿度計を買い、除湿機も導入したのだが、数値的には前エントリーで貼り付けた気温が最高値であった。
…あれは8月11日、つまり2週間以上前の室温記録。
既に小暑も過ぎているというのに。
今日8月29日の方が、体感的に一番苦しかった。
「猛暑」とか「猛烈な暑さ」などと天気予報では耳にするけれど、本当に「猛々しい」…この言葉には「勇ましく強い」という意味もあるが、「図々しい」という意味もあるのだ…恐ろしや…。
日照り続きで、恐らく昨年より湿度は低めだろう。(記録が無いので、あくまでも個人の印象)
但し、湿度が低い上での高温は、空気抵抗が「熱波」として感じられ、肌に刺さるように痛い。(なので除湿機はあまり回していない)
扇風機を最強モードにしても、日中は殆ど動けずに床に横になっている…水を飲んではいるし食欲のある時の一気喰いにはなってしまっているが、汗と尿の量を考えても浮腫みが酷い…あぁ、これは「搬送される一歩手前」かもしれぬ…。
駅を出た瞬間「今日が一番ヤバい」と感じ、私にしてはかなり珍しく、帰りのホームで「清涼飲料水」を買った。
水と麦茶以外で「味のついた飲み物」は殆ど好まず、練習前のカロリーゼロエナジードリンク以外でこういった物を買うのは数年振り。
飲むと、計算しつくされた成分と濃度のせいか、身体中から一気に汗が吹き出した。
珍しく帰宅すると誰も居なかった為一人で家中の窓を開けたのだが、今日はそこまで風が強く無い。
自室の窓を開けた直後。
それから1時間強経ったが、熱波を感じずに居られない…横になっても正直苦しい。
体を起こせたのは、「34.3度」の時だった。(バッテリー切れの為写真無し)
猛暑猛々しく、明日も似たような数値が予想されている。
ついさっきうたた寝をしてしまい、「涼しい…気持ちよく寝てたな」と湿度計を確認したら、23時過ぎでこんなところ。
木造家屋の二階は、明け方でも30度を切るかどうかだろう。
狂った私のパワーフード達。
家から3.6kmのスーパーのおにぎりが、猛烈に美味しい。
…ウチ米農家なんだけどね…どーも年寄り基準の水分量が苦手なのでMY炊飯器で1合だけ炊いたりもするけどね…妙にこのスーパーのおにぎりは美味しいのだ。
食べたいな…でも歩くの危険かな…と、多分明日も諦めるのだろう…。