ネガってもない

まっすぐ歩けない人間「インレイ」のエッセーです。

祓の段

ここ数年の不運は、自分が本来は男として生まれるはずであったので、男の厄年に因んだ物達ではないかと思う。

妄想だけど、本音。

私だって、男に生まれたかったさ…よく高校時代に教師達に言われたもの、「お前を女にしておくのは勿体無い」と。

神社の厄除け祈願、性別問わず受け付けて欲しいものだがね!

 

とにかく、波に飲まれてしまってもなかなか浮上出来ないので。

今日は、本当は夏越の祓に行きたかった。

でもこのご時世ですから…中止や神職のみで行った所も多かった模様。

事前に茅の輪は何度かくぐったけれど…どうやらライブ配信されていたようなので、後追いで拝見させていただこう。

買ったのは去年だけど…出雲の神塩で清めよう…。

 

祓(はらえ)もそうだけど、古来より人間は「生きる」事がまず第一だったので、息災は筆頭の祈願。

生きていなければ、繁栄も豊穣も無い。

でも現代は、息災よりも繁栄や豊穣が優先されるな…何かあればすぐ病院へ行く、大抵は何とかなる。

そんなイージーモードにどっぷり浸かった人類は、古来より続くウイルスや菌との戦いをすっかり忘れていたのではなかろうか。

アーカイブ動画を拝見しながら、「バチが当たったんじゃ無いのかな」と、ふと思ってしまった。

繁栄と豊穣しか考えないどこかの国のトップ達に見せてやりたいと思ったのは、私だけではない筈だ…。

 

夏越の祓は行けなかったけれど、年越しの祓は………多分そっちの方が難しいだろうな、暫くは。

神事に立ち会いたいのはやまやまだけれど、人が苦手な私は、日頃の顔見せで何とか勘弁して貰おう。

有り難い事にそれなりに息災です…腎臓とか肘とかまあまあ気になりますが、お陰様で生きています。

厄除けや成就の祈願もしたい所です…聞こえますか…。