ネガってもない

まっすぐ歩けない人間「インレイ」のエッセーです。

転倒の段

「またか」と言われそうですが。

昨日限りで、4月に就職した会社を辞めました。

 

お陰で昨日は帰宅後そのまま倒れるように眠ってしまった。

途中で電気を点けたままなのに気づいてリモコンぽちったけれど、その間3秒、再び爆睡。

今朝目覚めたのは5時。

なんて清々しい朝なのだろう…!

 

書ける範囲で書くと。

いわゆるブラックで、かつ社長のパワハラが酷かった。

ブルーカラーだから仕方無い、のレベルではない。

常にどこかからか社長の暴言が聞こえてきて、女性には出さないが男性には手も足も出す。

…「叱咤激励」という言葉は社会人の挨拶の中でよく出て来るが、叱咤と激励はそこそこの割合を保ちながら存在し、だからこそ人は成長する。

しかしながら件の会社は…叱咤が9割9分以上、激励が1分もあるかどうか…多分限りなくゼロに近い。

そして叱咤ほど社会的レベルは保っていない暴言達…「罵詈雑言」の域だった。

…昨年一年で10人が辞めて、3月に入った1人も1日で辞めたらしい…そりゃそうだ、このままだと精神砕けるよ…。

そんな暴君社長に比べ残った社員達は皆とても穏やかだったが…我慢の結果麻痺しているのだと思われる…休職規定で長期離脱をする人間と復活する人間が出たり入ったり頻発していたから。

 

そういうワケで、これ以上心を痛めたく無い私はとっとと逃げました。

無職再び、まぁ仕方ない、次を探そう。

でも、あまりにも天気が良いので、筆ペンで書いた退職届を速達で送った後、昼過ぎから3時間近く、川っぷちで滑走に挑んで来た!

ひきこもり中も快晴の日はあったけれど、「休業」という縛りで身動きが取れなかったので、一人で日中に出歩けるこの自由ったら…。

3時間、ノロノロと休みながらではあっても意外と滑れるもので…トータル4回の転倒は、初めてにしてはまずまずではないかと思う。

プロテクターをして前に転ぶ練習をしたつもりなのに、意外と前に転ぶのって難しい。

ふとした重心のブレが原因のようで、何故か左にばかり転んでしまう。

元々の怪我も左側ばかりだし、左はどうやらストレスと関連があるらしい。

…人生の転倒も何回目かな…転倒しても心まで砕けないようにしないとね。