ネガってもない

まっすぐ歩けない人間「インレイ」のエッセーです。

ラジオの段

ラジオが好き。

テレビは殆ど見ない。

子供の頃から、朝から夜まで、隙さえあればラジオを聴いている。

ラジオは、私にとっての情報源であり、清涼剤であり、生活に無くてはならない…空気のように自然で必然な物なのだ。

 

だから引きこもり中もとにかくラジオを聴いていたのだけれど、長く聴き過ぎたせいか、かなりイラッとする瞬間も増えた。

おかしいなぁ、あんなに大好きだったのに…いや今も大好きなのだけど、耳心地が悪くてチューニングをしょっ中変える。

番組パーソナリティに違いがあるのはよくわかる、けれど、所謂「局アナ」に、かなり偏りと言うか法則性を感じるのだ。

そこで、密かに勝手に、評してみる。

 

意見には個人差がございます。

会社名をそのまま書くのはサスガにアレかと思われるので、コールサインにて。

 

AK

やはりニュースならココ、トーンも一定しているし、スピードも早過ぎず遅過ぎず、とにかく聴き取りやすい。

最近はバラエティもこなせるアナウンサーが増えたので、堅い軸はしっかりあるけれど、肩の力を入れ過ぎずに聞き流せる、流石の貫禄。

但し、若手は少し不安が残る…働き方や流行を取り入れようとしているのだろうけれど、少し突っ走り気味。

 

KR

バラエティも一流、ニュースも一流。

テレビも兼務しているだけあって、原稿読みは本当に安心して聴ける。

でも、お金がある局だけに、意外とアナウンサーが長時間話している番組は少ないかも。

だからこそ、メインに寄り添って的確な合いの手が入れられるのだろうけど。

 

QR

子供の頃から私のメインはココ…なのだけれど…。

部長と次長は、型破りながらも、相当頑張っている。

中堅もかなり検討している。

なのに…若手はどうしてグチャグチャなのか。

せめてニュース原稿はちゃんと読めないと、特に時事問題。

部長に次長に中堅の皆さん、頼むから下っ端の教育をちゃんとやってあげて下さい。

そして、「僕はイケメンです」やら「先輩〜イケメンです〜」な後輩やらは、ラジオ局ではなくテレビ局へ行け…本当に聞き苦しい。

2月に亡くなった日本の宝のようなスポーツアナは、もう出ないのだろうか…。

 

LF

ヤンパラは聴いていたのだけれど、その後は面倒になってあまり聴いていなかった。

最近久し振りにチューニングを合わせたら…遅いのなんのって、テンポが。

ニュース遅過ぎ、バラエティは媚び売り過ぎ、ちょっとちょっと〜全部お笑いの人達にメイン任せて、アナウンサーは5分ニュースさえ読めれば良いってな考えなのでしょうか?

他局と違って、若手の方がその辺は頑張る姿勢が見られるような気がする。

 

RF

位置的な問題で、AMポケットラジオでもなかなか受信できず…radiko様様。

殆どがパーソナリティーの音楽番組なので、アナウンサーが出るのはそれこそ5分間のスポットニュースばかり。

手短にトーン一定に、とても聴きやすい。

バラエティをこなせるのは一人だけか…頑張れ。

 

最近よく聴くのは、それ位。

外出時はワイドFM対応のポケットラジオか、スマートフォンアプリのらじるらじる。

家にいる時はAMポケットラジオかパソコンでradiko

13年前に買ったオーディオコンポは、どうもアンテナの位置が悪く、KRとQR以外はどうも受信が難しい。

本来のFMは、昔はよく聴いていたけれど、何だかスカした感じの喋り手に耐えられなくなって、殆ど聴かなくなってしまった。

 

渡仏中も、テレビは無くてもラジオだけは死守した。

1〜2分でフランス全土の天気予報を捲し立てるので、相当の集中力をもって聴いていた。

だから今でも、ネットでフランスのラジオ番組をそのまま聴いて理解できる。

有り難や有り難や、でも英語は興味ないからAFN聴かないけどな!w

テレビだと、口の形を見ながら勉強できるのにねぇ〜と言われたな…話力を鍛えるなら、確かにそちらの方が良いかもね。

でも、ラジオでニュースと天気予報の5分間集中も、語学の勉強法として大変オススメです。

未だに、ちょっと気分転換にネットでFranceInter、聴いてます。

 

あ、「聞く」と「聴く」の違いは。

前者は意識しなくても耳に入ってくる、後者はこちらが意識して耳を傾ける。

そういう使い分けをしている。

だからQRの「聞き苦しい」は、意識して耳を傾けたくならずに勝手に耳に入ってくるのにとても不愉快な気分になる、という意味。

 

今日は長いし辛口だ〜。