カーテンの段
世に言う「地球温暖化」を、身を以て実感する様になった。
「ニッポンの四季」と呼ばれる季節の移ろいが、やたらと曖昧になったように思う。
真夏と真冬以外は、気温がまるでジェットコースターのように日々高低差を生んでいる。
両端を残し、中間が消えてしまった気がする…春と秋はどこへ行ったのか…。
そのしぶとく残る真夏も、もう間近。
そして真夏の時間が、この数年確実に伸びている。
恐らくまた曖昧なまま梅雨に入り、いつの間にか灼熱多湿の地獄沼に嵌ってしまうだろう。
この所「今日この日を逃すと危ない」と動物的カンが働き、自粛中も相まって、地獄を迎え撃つ準備が着々と進んでいる。
本日はその集大成の様な一日だった。
何年振りだろう?部屋のレースカーテンを買い替えたのだ。
日曜というのに、朝6時前に目覚め、外を確認し、まさに「今日を逃してはいかん」と感じ取った。
年に一度あるか無いかのペースでカーテンを全部洗うのだが…レースは、結露の為必ずカビているのだ。
放っておく私が悪いのだけれど、まぁまだ大丈夫だろうとカビ取り剤に浸し洗濯機を回して外へ干した。
勿論窓も拭く、水と新聞紙で磨きまくる。
遮光カーテンは衣類と一緒にコインランドリーで一気に洗濯と乾燥まで完了。
網戸は後日新しく張り直そう…そう思いながら外したカーテンフックをレースに付けようとした時だった。
穴…ではなく、破れていた、レースカーテンが、倒置法を使う程盛大に。
そこからはもう目まぐるしく…「一間半」というサイズはファストインテリアでは見つからない。
破れた物も、ファストインテリアの値下がりコーナーで4枚買って縫い合わせて使っていたのだから。
新しいレースカーテンを取り付けたのは、夕方17時過ぎ。
ほぼ一日掛かりにもかかわらず、日が長く雨も降らなかったのが救いだった。
先日除湿機も買ったので、もうレースカーテンをカビさせないぞとここに誓います、遮熱にミラーにUVカットに防火と、かなり奮発しましたから。
遮光カーテンは、柄も色もお気に入りの物なので、それこそ大事に使います、運命のカーテンです。
中華なパチモンではなく、プラズマクラスターのシャープですから、除湿はしっかり効いております。
完全室内干しの洗濯物も、カビ臭くさせません。
家の構造上どうしても私の部屋にはエアコンを入れられないので…多少気温上がっても湿度低ければ個人的には何とか我慢できますので。
着々と対策中。
後は網戸の張り替えを速攻でやりたいけれど、お天気も自粛もどうなるのかわからんからなぁ…。
あ、「カビ臭く」で言えば、多分我が家の洗濯機、1年ほど前に買い替えましたが…これまで洗濯槽漂白をしていなかったようで。
いけません、いけません、今日は槽洗浄と槽乾燥も完了。
ワカメのようなヘドロ、明日以降洗濯物に付いて来ない事を祈ります。